オカザえもんプロフ

気になるオカザえもんのプロフィール

岡崎市役所

岡崎市民なら誰もが知っているゆるキャラ「オカザえもん」は、現代美術作家の斉と公平太が生み出したとってもユニーク(不気味)な風貌のキャラクターです。 岡崎アート広報大臣も勤めた彼の本名は岡崎衛門之介(おかざきえもんのすけ)といい、出身地はもちろん岡崎市です。 家族には兄の岡崎衛門之丞と4歳になるオカザえもんJrが確認されていますが、バツイチなので奥さんは現在いないようです。 誕生日は1972年7月1日で、オカザえもんが若く見えるとは言いませんが意外と年をとっている部類になるゆるキャラでしょう。 ちなみに7月1日は岡崎市の市制記念日になっています。 40代でバツイチの子持ちとゆるキャラらしからぬ生々しい素性なのもこの世界では貴重な存在で、愛知県民にしかあまり知られていなかった岡崎市を全国区の知名度にしてくれた功績はとても大きなものでしょう。 趣味も年相応で渋く、ジャズ鑑賞、現代美術鑑賞といったアダルトな要素を含むものになっていますが、特技は自己流ダンスとこちらは少し少年ぽさもあります。 見た目とは裏腹にジャズにはけっこう詳しいようで、好きなのはマイルス・デイヴィスの「ダーク・メイガス」とチャールズ・ミンガスの「直立猿人」、さらには若かりし頃妻(?)と岡崎市内を流れる乙川でデートをした際にプレゼントでビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」のレコードを贈ったというエピソードもあります。 それがいつのことかはわかりませんが、CDではなくレコードということから推理するに20年以上前、オカザえもんが成人式を迎える前のことだったのではないかと考えられますし、もしかしたらもっと昔の25年位前の出来事である可能性もあります。 そもしそうならオカザえもんJrの誕生するはるか以前のことになりますが、この推理はCDではなくレコードが主流だった時代ということが土台になっています。 しかしジャズというジャンルを考えると、CDが普及するようになってからもデジタルのCDで聴くよりはアナログのレコードで聴くべきだ、同じCDも発売されているけど贈るなら探して取り寄せてでもレコードで渡したい、と拘って普通のCD屋ではもうレコードを取り扱わなくなってしまった時代に、レコードプレイヤーを売っているお店が激減してしまった時代に、それでもレコード盤をプレゼントした可能性も少なからずありますので、実は10年位前のエピソードだということもありえます。 レコードにはCDにはない味やノイズがあり、温かい音をしています。 なので特別な贈り物として音楽を伝えたい場合には、レコードの方が喜ばれるかもしれないと考えたとしても合点はいきます。 ですがそこで注意しなければならないのは、相手がそれを聴く環境を持っているのかを事前に確認しておかなければならないことです。 CDプレイヤーは持ってるけどレコードプレイヤーを持っていない人にレコードをプレゼントしても、それは嫌がらせと受け取られても仕方の無い行為になります 。 これは瓶ビールがあって呑みたいけど栓抜きがない時の気分に通じます。 ワインを飲みたいけどコルク抜きがない時の気分にも通じます。 トイレに入ったけど紙がなかった時の気分にも通じます。 せっかく素敵な音楽が詰まっているレコードでも、好きなミュージシャンのレコードだとしても、聴くことができなければ残念に感じます。 ジャケットを眺めるだけで満足してね、というならいいですがせっかくなら聴いて貰いたいですし、相手も聴きたがるのが分かっていればなおさらです。 なのでオカザえもんが、相手がプレイヤーを所持しているのを確認後にレコードをプレゼントしたのならそれがいつ頃のことかを推理するのは難しくなってしまうので、贈り物の内容も考慮すると20年以上前かどうかは疑わしくなります。 10代の若者が選ぶプレゼントにしては渋すぎますしね。